2014年1月2日木曜日

謹賀新年!!2014年となりました。

坂井市民の皆様、新年あけましておめでとうございます。

新政会所属議員一同、坂井市のますますの発展のために

力を合わせて、政務活動に精進いたします。

皆様にも幸多き一年ととなりますよう祈念いたします。

2013年12月6日金曜日

坂井市の工業力のPRと山崎参議院議長との面会

9月4日と5日に我が会派新政会では東京へ向かいました。

目的は山崎参議院議長の就任をお祝いし、

かつ市政の重要課題について意見調整を行うためです。


また、丸岡の工業技術のセールスのために

東京ビッグサイトで行われている「東京インターナショナルギフトショー」に

ブースを設けたとのことなので、商売繁盛を願って、

新政会の会派議員で激励に出かけました。










丸岡のブースは「東棟5」と言うところに畳3畳分くらいのスペースで店開きしてました。

大企業が集中ししている大都会東京ですから、

丸岡の優れた技術に目を向けてくれる企業があるといいですね。





その夜は、会派の広瀬議員の親友である

ホテルニューオータニ総料理長 高橋栄治さんを訪問して、懇親を深めました。

高橋さんはあわら市の重義(しげよし)がご実家で、坂井農業高校を卒業されて、

日本のホテルの中でも名門中の名門のホテルのシェフとしてトップに君臨されています。

ホテルオータニでも福井県の優秀な食材をどんどん使うようにしたいといっておられました。


 ゆっしぃくの咳には稲田朋美大臣も駆け付けていただき、しばしの懇談の時間が持てました。


にしても、ホテルニューオータニの風格には恐れ入りました。

翌日(9月5日)はまずは東京丸の内で開催しているイベントの坂井市のブースを激励。

 
 
 
永田町では衆議院会館で山本拓議員を訪問し、坂井市の現況について意見交換をしました。
 
 
 
 
 
 

 参議院の議長室に招かれて、山崎正昭議長と懇談しました。

  
 
  坂井市からの要望を伝えて理解を求めました。
 

2013年8月31日土曜日

日立市の里山で研修


我が会派 新政会では、丸岡の竹田地区の在り方について積極的に取り組んでいます。

昨年のグリーンツーリズム全国大会で坂井市とご縁ができた

日本のグリーンツーリズムの指導者である東洋大学の青木辰司教授とも連絡を密にし、

前向きに交流して学習を重ねているところです。

その青木教授のご紹介で、茨城県日立市の廃校利用の場と民泊・農業体験の先進地を

平成25826日(月)と27日(火)の2日間で視察しました。

朝の7時前に坂井市役所を出発して、ちょうど正午頃に日立市に到着。

日立市の農林水産課と観光物産課の出迎えを受け、

まずは、日立市の久慈が浜漁港にある「おさかなセンター」をご案内いただきました。



日立市は海に面して南北に約20キロと細長く、面積はほぼ坂井市と同じ位ながら、

人口は約20万にと、坂井市の倍です。

ご存知のように大企業「日立」のおひざ元で、いわゆる企業城下町です。


 
「おさかなセンター」は最近リニューアルして、道の駅のような役割で

久慈が浜地区の活性化をはかるイベントに力を入れ始めています。
 
 
次の視察先の予定時間が午後3時だったので、別に一か所立ち寄ることになりました。

それは、日立中心市街地を見下ろす「かみね公園」にある

5
階建てのおしゃれな外観を持つ「吉田正音楽記念館」でした。

 
 


昭和歌謡の代表的な作曲家吉田正さんは日立市のお生まれだとは知りませんでした。

今世間で評判のNHK朝ドラ「あまちゃん」に取り上げられ、

改めてスポットを浴びた「いつでも夢を」の作曲者です。

僕がバンドでよく歌う「黄昏のビギン」も吉田さんだったんですね。

居心地のいい資料館でした。

視察初日の目的地は日立市の市街地から20分ほど内陸に入ったところにある

高原地区の「たかはら自然塾」です。


 
 


高原地区は人口が約350人ほど。家数は150軒くらいだそうです。

この地区に設けられていた高原小学校はかつて150人ほど在学者数がありましたが、

昭和50年代には約40人くらい平成17年ころには9人ほどになり、

先生の数と児童の数が同じになる事態になり、地元の人たちには悲しく思いながら、

平成19年3月をもって廃校となりました。

しかし、地域の人たちの交流の場でもあった小学校を

何とか地域の活性化に役立てられないかと,

閉校の前年から「施設利活用方策地元地域検討会」を発足させて、公的にアイデアを募りました。

閉校してからは地元の検討会に、日立市役所の庁内の委員会が議論して、先進地を視察。

「農林業・自然体験型宿泊施設」と決定して、整備に踏み出しました。

施設の整備にはプロポーザルを実施して民間のアイデアを取り入れる手法をとりました。

平成21年2月に工事着手、平成21年8月に完成です。

 
 
 
 
 
 



オープンから2年間は直営方式をとり、3年目からは地元の検討会が進化した

「たかはらグリーンツーリズム推進会」が指定管理者になって運営しています。
 
施設内の見学をしたとに、川を挟んだ向かい側にある「カジカの養殖場」を見学しました。


 
 
 
カジカの種類は仲間は7種くらいあるらしく

九頭竜川にいるアラレガコはカジカの仲間。
 
夕食を兼ねた交流会には地域の方々がたくさん集まってくれて、楽しく交流しました。

 


お料理はあれこれ地元のものを使った美味しいものがありました。

このパチリはその一部ですが、手前はコンニャクの冷たい味噌田楽。

奥はカジカの唐揚です。初めて食べましたが、思ったよりも癖はなくやわらかでした。




ところで、今回の意見交換や質疑応答を通じて感じたことですが、
開設に当たってソフトメニューを優先して考えて、
ハードの整備はそれに沿っているところは感心しました。

しかし、この「たかはら自然塾」の利用者は、日立市内からの方々がほとんどです
 
この施設の存在を積極的に外に向けて発信していないこともあるのかなとおもいます。
施設の利活用として合格点は上げられますが、今後、この施設が発展するには、
運営する人たちが外に目を向けることが大事かと思いました。
竹田小中学校の利活用に当たっては、外から人招く方策を工夫しないと、
将来的な発展は難しいと思います。
その日は「たかはら自然塾」の宿泊室に新政会の6人は宿泊しました。



翌8月27日は午前8時30分に「たかはら自然塾」を市役所の方々の車で出発して、
午前9時過ぎに日立市中里地区にある「夢ひたちファーム なか里」を訪問しました。


この施設は梶山明子さんというスーパーおっかさんが平成15年から立ち上げた農業体験
を通じて都市住民との交流を図るものです。近年民泊も行っています。

まずは県道沿いにあるピザ工房へ。ここで梶山さんから施設の説明を受けました。

 
 
ピザ窯は最初は露天でしたが、後日に、屋根をかけ囲いをして小屋になったそうです。
利用者の予約で稼働します。

 

民泊できる本部は川遊びのできる川の傍に設けられています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
梶山さんは、常に新しいチャレンジをしています。野菜のごみを利用できないかと考え、
ピクルスに加工して、高級感を演出して売り出しています。

 
帰りにはブルーベリー畑で摘み取り体験をしました。
この施設で感じたことは、一人の平凡な主婦がちょっとした気かけでスーパーおっかさん
に生まれ変わる不思議です。ただし、70歳までと自分で決めているそうです。
後継者の育成に頭を痛めそうと言ってました。

一人で頑張っているからの心配だと思います。
やはり、一人でどんなにいいアイデアを持って取り組んでも、
一人でできることには限界があります。
法人として役割にあった人数を確保して、

役割を分担して事業を運営することが大切です。
竹田でもソフトメニューが決まったら、役割と仕事量をシステム化して対応すべきです。
今回の視察でも多くのことを学ぶことができました。
竹田の振興計画に生かさなければいけません。

 
帰りに、国民宿舎として全国一の宿泊率を誇る「鵜ノ岬国民宿舎」に立ち寄りました。
 
眺めはいいし、建物も立派でこれで1泊2食10000円弱なら、人気なのも納得です。
 
 
岐路は日立駅からです。
 
最後に書き加えなければならないことは、日立市の職員のもてなしが最高でした。
 
本当に感謝します。ありがとうございました。
 
 
 

2013年8月1日木曜日

坂井市内の民間保育園長と懇談

坂井市では、保育園と幼稚園を合わせた幼保園化を進めようと計画しています。
 
この問題を考える上で、民間の保育園ではこの事業をどのように考えているのか
 
坂井市内の13の民間保育園の代表者の方々のお集まりいただいて
 
新政会議員6名との懇談会を催しました。
 


 
 
職員の人件費の問題や補助金のありかたについて
 
生々しい現状をそれぞれの園長さん方が語ってくれました。
 
今回お聞きしたご意見を整理して
 
今後の子供のための福祉、教育の問題に活かしたいと考えます。

坂井市観光連盟事務局長を訪問


 
新政会では、市内の各所へ出向き、現場の声を聴く作業を行っています。

去る6月5日には、広瀬潤一新政会副会長、伊藤聖一政調会長、
 
橋本充雄幹事長、上出純宏広報担当の4名で東尋坊観光センターへ出向き、
 
坂井市観光連盟事務局長三原正太郎さんから坂井市の現況と課題を聞き
 
観光行政の方向性について議論しました。



2013年5月2日木曜日

最新の庁舎や新エネルギー先進地などを視察

 今回の視察は、市民クラブの川畑議員、辻議員とともに計4名で共同の調査を行いました。
 初日は、小松からの航空便が午後3時過ぎにしかないため、移動のみとなりました。
 
翌日の朝、那覇市役所を訪問。


【今年の1月に供用を開始したばかりの那覇市役所の新庁舎】
 
那覇市新庁舎建設事業について、担当の職員さんから事業のレクチャーを受けました。
 
 那覇市では手狭なうえに老朽化して危険だった旧庁舎を解体して、

その跡地に新庁舎を建設し、今年の1月から新しい庁舎で業務を開始。

 

 

新庁舎が供用されてから県内外から視察が絶えないといいいます。

那覇市新庁舎建設事業は、総事業費が約89億円という大事業ですが、


PFI方式を採用せず従来型の公共事業方式を採用しています。

その理由として、PFI方式を採用すると地元企業の参入が難しくなることや、

起債による低金利での資金調達と長期の償還期間により

世代間の負担の公平化が図られることを上げていました。

 

また実際の建設工事発注の際は、13の事業に分けて発注し、
 
すべての事業において地元企業が受注したとのことで、
 
地域経済の活性化にも寄与したようだ。

設計者選定にあたっては、
 
公平性が保てるのと、設計者選定後、
 
設計段階において発注者や市民の意見を盛り込むことが容易であることから
 
プロポーザル方式を採用し、
 
設計者選定のプレゼンテーションを市民に公開して実施したとのことでした。
 
これは、市民の理解を得やすい点で、参考となりました。

新庁舎は人や環境に優しい配慮が随所に見られました。
 
中でも建物の熱負荷を軽減する壁面緑化や
 
来庁者に分かりやすいサイン(案内・表示)などは、
 
坂井市役所の本庁舎や総合支所でも整備可能だと考えます。

今後の議会改革に対応して設計したという議場は何とも素晴らしいの一言

















多目的利用が可能な1階の市民ロビーは明るく開放的で、
 




 

 
待ち合わせに利用する市民の方もいらっしゃるとのこと。

坂井市では今すぐ新庁舎建設という話はありませんが、
 
今後の庁舎のあり方を考えていく上で大変参考になったほか、
 
市が計画する大規模な公共事業の発注手法や設計者選定を考えていく上でも
 
参考になった。
 


【米軍海兵隊普天間基地】

那覇市からうるま市に移動する途中、
 
宜野湾市にある米軍海兵隊普天間基地を嘉数高台展望台より見学。

 
まさにテレビなどの報道で見聞きする通りで、
 
私たちが見学している間も、米軍の軍用機が住宅街の真上を通って離着陸していました。
 
その爆音は想像以上であり、住民の安心・安全を確保するためにも、
 
普天間基地の固定化は絶対にあってはならないことを痛感した。
 

【うるま市立海の文化資料館】
 
午後、うるま市の海中道路の中央にある「海の文化資料館」を視察。

 
 
国内でも珍しい海の文化を中心とした資料を展示している資料館で、
 
沖縄伝統の山原船や木造船にまつわる資料を常設展示しています。
 
また年間を通して、市民による企画展や体験教室なども開催しているとのことだった。




館内には、市の無形文化財である船大工の越來治喜氏によって建造された
 
マーラン船(琉球の伝統的輸送船)の大型模型や
 
実際に使われていたサバニと呼ばれる小型漁船が展示されており、
 
海とともに生きた先人の知恵と暮らしを見ることができます。

歴史資料館として貴重な史料を保存展示するでけでなく、
 
学びや交流の施設としても活用しているうるま市の取り組みは、
 
三国龍翔館や丸岡歴史民俗資料館の運営を考える上で役立ったほか、
 
今後の坂井市の文化行政全般を考えていく上でも大変参考になった。
 
 
【糸満市の新エネルギー政策】


資源エネルギー庁が推進している次世代エネルギーパークに認定されている
 
糸満市庁舎と糸満市観光農園を視察しました。

 
 
まず最初に糸満市役所庁舎を訪問。
 
糸満市では、国道バイパス建設の道路法線上に位置していた旧庁舎が
 
移転を余儀なくされた際に、
 
省資源・省エネルギー型の対策が講じられ、
 
防災拠点としての機能を有する庁舎建設を基本理念の一つに取り入れました。


基本方針に基づいて、
 
市役所本庁舎の屋上と南面に合計2,536枚の太陽光発電パネルを設置し、
 
庁舎の必要電力の約12%をまかなっているとのことでした。


次に糸満市観光農園を訪れ担当の職員さんから現地でお話を伺いました。
 
糸満市観光農園は、農業の振興と地域活性化を図るために作られた施設で、
 
地元契約農家によってアセロラとパッションフルーツの栽培が行われ、
 
各種ワインの製造・販売も行っています。


 
敷地内に3基整備された風力発電設備を観光農園内の電力や照明などに
 
利用しているとのことですが、3基ある風車のうち1基が故障して停止していました。
 
 太陽光発電・風力発電とも、CO削減効果や一般家庭への太陽光発電の普及拡大、

新エネルギー施策による市の知名度アップなどの効果がある一方で、

現実問題として、国の助成措置があるにせよ、導入費用が高く、

かつメンテナンス費用も割高なため、費用対効果を追求するのは難しいようです。

「地球環境と調和したエネルギーの在り方に関する国民の理解の増進を図る」という

次世代エネルギーパーク本来の事業目的が市民に周知され、

環境に対する意識の共有が市民と図れるようになれば、

それだけでも設置した意義があるのかもしれない。

夕方、那覇空港から羽田空港経由で小松空港に戻る。

最高気温27℃の沖縄本島との気温差14は体に厳しいものがあった。