九州の宮崎県延岡市へ勉強に出かけました。
延岡市は旧丸岡町時代に姉妹都市交流をはじめていて、
坂井市になってもそのまま受け継いで、関係を保っています。
そのための予算も盛られているので、
議員としては、延岡市の何たるかを知る必要もありましたし、
昨年には、口蹄疫、今春には、鳥インフルエンザという見えざる恐怖との対応を迫られ、
降りかかった火の粉と格闘した行政の実態は、学ぶに価値あることと考えたからです。
そのほかにも先進の取り組みをしている点が多々ある優れた自治体です。
4月12日、13日、14日の日程でした。
12日は、飛行機を使っての移動日。何しろ交通アクセスが悪いのです。
愛宕山からの景観日向灘に面し、
5つの川が流れる自然豊かな城下町。
昼食に食べたチキン南蛮はこの延岡市が
B級グルメとして売出し中です。
13日に延岡市役所において
①口蹄疫、鳥インフルエンザの危機管理と対応、及び問題点
②チキン南蛮の商品開発とブランド化展開
③観光政策の取り組み
④子ども議会の効果
という課題について、担当課からの丁寧な説明を受けて、質疑をしながら多くを学びました。
延岡市は、人口約13万人。面積は約868平方km、九州で2番目に大きい都市です。
旭化成という大企業の拠点とする工業としても知られています。
14日は大分県の竹田市を訪問しました。
竹田市は、中九州の山間都市で、人口は約2万3千人。観光と農業の町。
この町の目玉は、滝廉太郎が作曲して有名な「荒城の月」のモデルとなった「岡城址」と
長湯温泉、久住高原という自然環境。
城ブームをどのように観光政策に結び付けてるのかを、
市役所の担当課から説明してもらいました。
わがふるさとを愛する熱い気持ちを持って一生懸命に語り伝えてくれます。
そのハートを受け止めて、坂井市でも活かせることは政策に反映したいと思っています。
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