2011年8月9日火曜日

東京ビッグサイトで開催の「第6回アグリフード」

習志野市で「公共施設マネジメント白書」について学んだ
翌日8月2日(火曜日)は、東京都江東区有明にある東京ビッグサイトへおもむき、
「第6回アグリフード2011」を研修しました。

午前9時に千葉市内のホテルを出発して、午前10時半に到着。
そこから午後3時まで、広い会場内の展示ブースを回り、
日本全国で取り組まれ売り出しに力を入れている農業製について視察しました。




「アグリフードEXPO」は日本政策金融公庫が主催するもので、

農業製品の展示商談会とセミナーを目的としています。

出品店舗は400小間口。沖縄から北海道まで、

全国から売り出したい製品が大集合しています。





出店していた坂井市商工会のブースを激励。

坂井市からは、

スタフーズ、オグラヤ商事、岡島食品工業、寺岸絹織が出品。



一生懸命にセールスをしている坂井市商工会の出品者。



 福井県の農業物産も出品していました。


広い会場の中を時間をかけてくまなく見て回りました。

今回の視察は、全国各地へ出向かなくても、農業製品の現在がよくわかるため、

大変効果的な研修になりました。

公共施設マネジメント白書について習志野市へ

坂井市は、平成18年3月に合併をしたことにより、
他市に比べて公共施設が多く抱えることになりました。

合併のスケールメリットの第一は、
多くの市民が市の財産を共有できることです。

具体的には

旧町には備わっていなかった機能を活用できること、
そして、類似の施設は効率的に活用するにより無駄な経費を省くことです。

合併6年目を迎えて、旧4町の融合というテーマからステップアップして
いよいよ合併のスケールメリットを活用する時期に来ました。

公共施設の在り方について真剣に考えるために
その検討材料となるのが、公共施設の現状を分析する
「公共施設マネジメント白書」。

この「公共施設マネジメント白書」の作成が坂井市でも進められています。

新政会では、この問題に真正面から取組むために
先進地である習志野市へ視察に出かけました。

8月1日(月曜日)坂井市役所を出発して津田沼駅に正午頃到着。

総武線の津田沼駅は習志野市の玄関です。

習志野市役所においては、
午後1時30分から午後4時までの約2時間半にわたり会議を行いました。

習志野市では、企画政策部 経営改革推進室長他2名が出席して、
新政会の視察に対応していただきました。

まずは、事務局から市勢及び議会概要の説明がありました。
・千葉県県習志野市は人口が約16万人。面積は20.99k㎡。

・昭和30年代に海岸部を埋め立てて東京のベッドタウンとして都市整備が行われた。

・旧春江町ほどの面積に、住宅がひしめいている。

・平成23年度一般会計は513億2千円。

・議員数は30人。

・常任委員会は、総務、建設、文教福祉、環境経済の4つ。



次に、公共施設マネジメント白書について、
資料を基に説明があり、つぎに質疑応答を行いました。

・習志野市では昭和30~40年代に人口の増加に伴って建設した
小中学校などの建物が築40年以上経過しているものが多く、
施設を建て替えなければならない必要が生じている。

財政的な事情で、かなりの過負担が想定されることから、
公共施設の現況を市民に公開し、
今後の取組みの方向性を行政と市民が共通理解の下で決めていくために
白書の作成することとなった。

・習志野市は、庁内プロジェクトとして、
公共施設を有する各部署や管理部門の担当者などで
「施設白書作成委員会」を立ち上げ実態把握と改善策の研究に着手した。

・東京都杉並区、神奈川県藤沢市の白書作成をサポートした
株式会社ファインコラボレート研究所とコンサルタント託契約を結ぶ。

・平成20年4月に財政課に所属していた行革担当独立させ、
財政部に経営改革推進室を設置。

・平成21年5月に「公共施設マネジメント白書」を作成し、公表。

・これを受けて、有識者や市民が加わった
「公共施設再生計画検討協議会」が開催され、市へ答申書を提出。

・市では答申を受けて、具体策を検討中

以上のような習志野市の例を学び、
対等合併による施設の加増を要因として統廃合を検討しようとする
坂井市の現況と事情が異なるとはいえ、
白書がもたらす効果や市民の理解についは大変参考になりました。


視察終了後、昭和39年に建築された市庁舎をバックに記念撮影。
2011年夏の甲子園には習志野高校が出場するので、
広瀬議長は会議に先立ちお祝いを述べました。

なお、会議終了後に、習志野市議会の配慮により
東日本大震災で液状化現象による被害地域を市のバスでご案内いただきました。
被害地域は海岸線に近い埋め立て地で、
道路や電柱のゆがみが被害の大きさを物語っていました。

ちなみに、その地域にはボートピア習志野がありましたが、
かなり」立派な施設でした。



2011年7月27日水曜日

徳島県小松島市と鳴門市を視察

新政会では、直近の課題である議会基本条例とまちづくり基本条例について

平成23年7月5日(火)7月6日(水) の両日、視察を行いました。

議会基本条例については、小松島市

まちづくり自治条例については、鳴門市へ視察しました。

なお、鳴門市では、市町ではまれな、事業仕分けをおこなっているので、
合わせて、これについても視察課題としました。

調査参加者は、山本洋次、山田 栄、木村 強、広瀬潤一、橋本充雄、伊藤聖一,

田中哲治、上出純宏、古屋信二  計 9名の議員です。

以下、視察の内容を報告いたします。


徳島県小松島市の視察

小松島市役所において、午後3時から午後5時までの約2時間にわたり行った会議に、小松島市議会では、議長をはじめ各会派から6名の議員が出席して、新政会の視察に対応していただいた。議会基本条例を制定して以来、全国各地から視察が殺到して、現在は月に二つだけ受入れているそうです。

まずは、事務局から議会概要の説明がありました。
・徳島県小松島市は人口が約4万1千人の港湾都市。

・平成23年度一般会計は137億9千8百万円。

・議員数は17人。

・常任委員会は、総務産経、文教厚生、予算決算の3つ。

次に、議会基本条例について、資料を基に説明があり、質疑応答を行いました。

・小松島市議会は、平成19年6月に議会基本条例の勉強会を発足。

・平成20年4月までの約10ヶ月間に8回の勉強会を開いてる。

・平成20年6月には議会改革特別委員会を設置し、議会基本条例については

その特別委員会で検討した。

・平成20年11月に先進地である京丹後市・笠岡市・河内長野市を視察。

・平成21年2月に基本条例・倫理条例の素案を議会だより号外として市内全戸に配布し、パブリックコメントも求めた。その1週間後に、市民説明会を開催。

・平成21年3月25日に15回の議会改革特別委員会での議論を終えて条例可決。
15回の特別委員会が終わるたびに、各議員に協議内容を説明した。

・制定後、市内12地区で1年に1会場で議会報告会も開いてきた。

・報告会は3月と9月定例会の後に、2か月以内で開催する。時間は2時間程度。

・議長、議運委員長、各常任委員長が定例会の説明をし、これを3名の議員が司会・記録・運営で担当する。

・12会場の担当グループ分けは、議長を除く議員全員を対象に抽選で行う。

・答弁は出席議員全員で行う。

・説明資料は、議会だよりを用いる。

・報告会の内容は議長に文書で提出し、次の議会だよりに掲載する。

・報告会での市政に対する要望は、議長が市長に文書で提出する。




坂井市においても検討中なので、会派議員からも活発な質問がだされ、小松島市議会からは懇切丁寧な回答があり、和やかかつ有意義な大変良い研修になりました。



徳島県鳴門市の視察

鳴門市役所でおいて、午前9時30分から午前11時30分時までの約2時間にわたり行った会議は、鳴門市議会議長の挨拶の後、各質問に応じて担当官職員が出席して、新政会の視察に対応していただいた。

まずは、市議会の概要が説明されました。。ほぼ、坂井市の3分の2

・徳島県鳴門市は人口が約6万2千人。
坂井市とは競艇事業を通じての交流があります。

・平成23年度一般会計は229億9千4百万円。

・議員数は22人。

・常任委員会は、総務文教、生活福祉、産業建設、予算決算の4つ。



鳴門市での視察目的は

① まちづくり自治条例について

② 事業仕分けについて


坂井市では「まちづくり基本条例」と名称しているものを、鳴門市は「自治基本条例」と名称。

平成5年に国体が開かれた時に、宿泊施設が足らない所を、ホームステイ形式で行ってから、市民の中にまちづくりを協働で行う機運が生まれ、平成7年に市内全域を13に分けて地区自治振興会を組織したところから、すべてがはじまっているそうです。

・条例化の取組は平成19年に始まり、4年がかりで、平成23年3月18日に条例制定を行った。

・ワークショップは、平成20年度に市民と若い職員20名で10回開催。

・策定審議会は公募の委員で行った。

・制定後は、職員対象の説明会や市内の会合に出前の説明会を実施している。

今回の説明にも、市民向けのビジュアルソフトを使って行っていただきましたが、数を重ねているようで、要領を得た分かりやすいものでした。

坂井市でも、すでにパブリックコメントを終え、まさに制定寸前ですが、坂井市において検討を行ってきた方向性に間違いのないことを確認しました。



次に、事業仕分けのいきさつと経過、現状についての資料を基に質疑を行いました。

・現市長のマニュフェストで始まった。

・平成22年7月に第1回目を実施。仕分け委員は、公募や博識者8名で構成、無報酬。

・公開制なので、一般市民も傍聴できる発言はできない。。

・担当職員がデータを基に事業説明後、質疑応答行い、委員が判定を下す。

・仕分け事業は、約1000事業の中から選び出した10事業について行った。

・判定は、①不要②民営化③国・県・広域実施④改善⑤現行の中から決める。

・結果として、10事業とも④の改善であった。

・1回目の効果や方法、評価を検討した結果、平成23年度は、仕分け事業を行政評価システムのうち、「外部評価」と位置付けて、市民判定員の公募でおこなうこととし、来る8月に実施予定。

・事業仕分けにおける判定は、あくまでも「総合計画策定委員会」が行政評価を決定する判断材料である。最終的には、市長が「総合計画策定委員会」からの提出内容を受けて意思決定し、翌年度の予算編成に反映する。


わが坂井市では、事業仕分けは検討材料に上がってはいません。それは、決算委員会の報告を
重要視するためです。議員としての役割をしっかりと務めることで対応できることだと、改めて感じました。

今回の視察は、わが坂井市にとっても直近の課題でもあるので大変勉強になりました。

2011年6月9日木曜日

会派から市長に申し入れ



6月2日全員協議会の終了後、

公共施設の見直し問題について

新政会では迅速な推進を求める申し入れをしました。

2011年5月17日火曜日

九州の延岡市と竹田市を視察

知事選挙、県議会議員選挙も終わった、4月12日から14日にかけて

九州の宮崎県延岡市へ勉強に出かけました。

延岡市は旧丸岡町時代に姉妹都市交流をはじめていて、

坂井市になってもそのまま受け継いで、関係を保っています。

そのための予算も盛られているので、

議員としては、延岡市の何たるかを知る必要もありましたし、

昨年には、口蹄疫、今春には、鳥インフルエンザという見えざる恐怖との対応を迫られ、

降りかかった火の粉と格闘した行政の実態は、学ぶに価値あることと考えたからです。

そのほかにも先進の取り組みをしている点が多々ある優れた自治体です。

4月12日、13日、14日の日程でした。

12日は、飛行機を使っての移動日。何しろ交通アクセスが悪いのです。




愛宕山からの景観日向灘に面し、
5つの川が流れる自然豊かな城下町。






                 昼食に食べたチキン南蛮はこの延岡市が
                        B級グルメとして売出し中です。
 
13日に延岡市役所において

①口蹄疫、鳥インフルエンザの危機管理と対応、及び問題点

②チキン南蛮の商品開発とブランド化展開

③観光政策の取り組み

④子ども議会の効果

という課題について、担当課からの丁寧な説明を受けて、質疑をしながら多くを学びました。

延岡市は、人口約13万人。面積は約868平方km、九州で2番目に大きい都市です。

旭化成という大企業の拠点とする工業としても知られています。



折角九州まで出かけたので、もう一箇所勉強しようと、

14日は大分県の竹田市を訪問しました。


竹田市は、中九州の山間都市で、人口は約2万3千人。観光と農業の町。

この町の目玉は、滝廉太郎が作曲して有名な「荒城の月」のモデルとなった「岡城址」と

長湯温泉、久住高原という自然環境。

城ブームをどのように観光政策に結び付けてるのかを、

市役所の担当課から説明してもらいました。








九州の人たちは人懐っこく接してくれて、

わがふるさとを愛する熱い気持ちを持って一生懸命に語り伝えてくれます。

そのハートを受け止めて、坂井市でも活かせることは政策に反映したいと思っています。

2011年4月20日水曜日

まちづくり基本条例の学習会

坂井市では、地方自治の原点は、住民自治であることを
明記する条例をつくる作業を進めています。
すでにかなりの部分で準備は進んでいますが、

会派としても先進の事例を学ぼうと、

3月30日(水)に4名の議員が米原市を訪問して、

「まちづくり基本条例」について学習を行いました。


















会派としても十分な調査検討行って、対応したいと考えます。




2011年3月23日水曜日

B級グルメ先進地視察

スーパーマーケットの焼そばコーナーにはいろいろな地域名が冠に付いた焼そばが置かれています。かつては焼そばといえば、大阪のイメージでしたが、最近はB-1グランプリの影響からか、富士宮やきそばが急速にブランド力をつけて売れているそうです。


B-1グランプリの第1回、第2回の王者という「富士宮やきそば」のネームバリューは、マスコミの情報露出量が非常に多くなって高まり、富士宮という地名を一挙に全国にアピールすることとなりました。
コンペという、誰もが認めざるを得ない方法で売り出した“富士宮やきそば”について

先ずは訪問調査しました。




あまりに富士山がうつきしいので、東名高速の富士川SAに立ち寄りましたら、
ここにも、富士宮やきそばを売っていましたが、本場で本物をということで見送りました。

富士川SAからは西富士道路へ移ってしばらくで富士宮市に入りました。

目指したのは「富士宮やきそば」のアンテナショップがある「お宮横丁」。


浅間大社と専用駐車場を繋ぐ位置に「お宮横丁」はあります。

この横丁は行政がインフラ整備したのではなく、民間による開発です。



規模は大きくありませんが、オープンテラス方式のバザール空間でした。




このアンテナショップは「富士宮やきそば学会」が運営しています。


これが本場の「富士宮やきそば」かあ、と期待を持って一口パクリしてみると、

中太麺で、コシがあります。味付けもソースくどくなく、ほんわかと甘味が感じられます。

それは焼きあがったやきそばの上に最後に降るサバとイワシの削り粉のせいです。

そうです。この削り粉が「富士宮やきそば」と他所の焼そばの違うところだったのです。

しかし、アンテナショップのやきそばだけでは・・・・・・・

この富士宮市の一帯には「富士宮やきそば」を食べさせてもらえるさせてくれるお店が

約160件あるんだそうです。
当然お店によって味も違うのかなあと持って、アンテナショップの2軒横のお店で

やきそばの小を注文。それがこれです。













見るからに違います。アンテナショップの焼そばと全く違います。麺も細い。


ではと、アンテナショップのお隣の塩焼そばというのを注文しました。

これはアンテナショップと同じ麺です。コシもあるし、味がいい!!

なんだか「富士宮やきそば」を分かった気分になりました。



浅間大社は、国内の関連する御社の総社だけに風格がある佇まいでした。

もちろん平穏無事を祈願してきました。

やきそばを堪能して、浅間大社にお祈りをしたら、

富士宮市から神奈川県厚木市へ移動です。(移動手段は大型バス)。

もちろん目的はB―1グランプリ第3回王者である厚木シロコロ・ホルモンを知ること。



本厚木駅に近いビルの地下に場所を借りて、
厚木シロコロ・ホルモン探検隊 隊長 中村昭夫さんと副隊長 小野塚徳博さんから

地元のマイナーな郷土料理であった豚ホルモンを「厚木シロコロ・ホルモン」と命名し
町おこしの武器として売り出した経過や現状について詳しい説明を受けました。

「厚木シロコロ・ホルモン」はB―1グランプリというイベントを通じて

世に知られることになりましたが、

これに尽力した仲間達のスタンスはいつまでも、街を元気にすること
基本はボランティアであることが分かりました。だから胸を張って熱く行動できるそう
お商売は、ホルモン屋さんにまかせればいいそうです。

因みに中村隊長の本業は塗装屋さん。小野塚副隊長は南京豆屋さん
その志の高さと元気さは強烈です!!

この写真は、小野塚副隊長が派生グッズを紹介しているところです。
月に10回は、こうした視察を受け入れているそうです。

語りが熱く、心からもてなしてくれているのが分かります。
普通ならば、視察の瀬詰めにもう慣れてしまって、
力まずに、力瘤を作らないものですが・・・・・

この人たちは汗を噴出して一生懸命なところは、実にはえらい!!

成功する人はみんなそうです。手を抜かなのです。



講義を終えたら、実地研修です。「千代乃」というお店を紹介してもらいました。


厚木のホルモン屋の中でも有名なお店です。

全体的にお安い!!福井よりも割安だと思います。養豚の地場だからでしょうか。

手間をかけてきれいに処理したシロコロが1人前400円。



注文すると、こんな風に、平たく潰れていますホルモンが皿に載せられて届きます。

一般に売られているホルモンは、腸を裂いた平たくして焼きますが、

厚木シロコロ・ホルモンは、柔らかい大腸のみを筒状のまま、脂身を適度に残しながら洗い、外側の脂身を裏返して内側に閉じ込め、ぶつ切りにします。


生のままに網に載せ、

焼きあがると、あらあら、平たいと思っていたホルモンが丸い筒状に膨れ上がります。


焼きあがったものは自家製の味噌ダレに付けて口に運びます。


このお味噌は、お店毎に違うところが味噌だそうです。

これはいけますねえええ。ただ、お酒と共に食べるものかと思います。

参考までに、いえば、イベントに招かれて「厚木シロコロ・ホルモン」を販売するときには、

衛生上、一度ボイルしたものを使用するそうです。
今回はボイルしたものを食べることは出来ませんでした。

きっと、生とボイルでは味が違うんではないでしょうか。

やはり、生でしょう!!筒の中の脂身のとろとろなところが魅力だと思います

翌日は、「甲府鳥もつ煮」の調査です。厚木から甲府へ移動の途中、

高速のSAには「甲府鳥もつ煮」派生グッズのコーナーが

わかりやすいところにおいてありました。
B-1グランプリの人気のほどが分かります。
「甲府鳥もつ煮」は醤油と砂糖でつくったタレを強火で煮詰め、鳥もつを入れたら強火で短時間に照り煮を、水気を飛ばして飴状になったタレに絡めて照りを出して出来上がり。
昭和25年頃にこれを考案したのが、「奥藤」というお蕎麦屋さんのご主人。

それが甲府市内に広まって、今ではしないに50店舗が取り扱っているそうです。





鳥のもつが捨てられているのがもったいないということで取り組んだメニューが

今では全国に知られるようになったんですね。

これが、それです。砂肝、レバー、ハツ、きんかんが入っているんですが、

しっかりこ-ティングされているので、きんかん以外はどれも良く似ていて
箸でつまんで口に入れたときにその触感で嗚呼これは、とわかりました。

いつもホルモンやらを食べている人は一目で分かるんでしょうけど。
でも、「甲府鳥もつ煮」は、あくまで蕎麦屋さんのサイドメニューであって、

お蕎麦屋さんの主役は。あくまで「お蕎麦」です。僕は「もりそば」を注文。


蕎麦にはちとうるさいぞというメンバーばかりなのに、「奥藤」さんのお蕎麦に、一同納得です。

茹での調子もバッチりです。

そばつゆが甘くない関東風なので、「甲府鳥もつ煮」の強烈な甘辛さと対称をなしています。


午後6時に坂井市へ到着しました。
全国区となった3箇所を研修してみて思うことは、身近な素材こそB級に相応しく、

それに加えて庶民に共感を得るためにの地域ドラマが必要だということです。

それは製作過程であったり、歴史であったりさまざまですが、

携わる人の行動にドラマがあればということなので、

坂井市においても、素材プラス、ドラマチックな人生物語をさがすことで、

付加価値の増したB級グルメを生み出せると思いました。

また、議員だけでなく、商工会の青年部員と共に共通の体験ができたことは

大変有意義だったと思います。大変勉強になりました。