2013年2月2日土曜日

民宿魅力アップ研修会参加及び健康都市宣言について視察

1月30日と31日の両日、東京方面へ

会派の橋本議員、田中議員とともに勉強に行きました。

30日は東京の近くTKP大手町カンファレンスセンターというところで開催された

「農林漁家民宿魅力アップ研修会」に参加しました。

これをコーディネートしているのが

東洋大学の社会学部長青木辰司(あおきしんじ)教授です。

青木教授は、先般、福井県の各所で開催された

「グリーンツーリズム福井大会」の際に、

坂井市の竹田地区を会場にしたブロック会においでになり、

グリーンツーリズムのなんたるかを授けていただきました。

その青木教授がこの研修会の最後に講演をされるとあって、東京まで出かけました。



まず冒頭は、民宿に泊まった人からのアンケートを整理分析したデータについて

電通の方から解説をもらいました。






その次は福島県の会津で観光の仕事をされている女性が、

キャッチーな顧客へのアピール方法についてレクチャーです。

これはその資料のパーツです。観光の時代の移り変わりを図にしてます。



そして、各地の実践事例の発表です。

熊本県の南小國町、岐阜県の郡上市、埼玉県所沢市の民宿を営む方々から

独自の運営について説明がありました。

パチリは埼玉県の所沢市で古民家付き貸し農園を経営されている若い起業家です。



研修会の〆は青木教授の出番です。

その話は、熱くて理路整然として分かり易く、また、説得力のあるものでした。

今回、青木教授とは議員3名との懇談の時間も取れ、

坂井市の諸問題について意見交換ができました。

いずれ、坂井市のグリーンツーリズムについては青木教授が導いてくれるでしょう。



1月31日は神奈川県の大和市へ足を運びました。

大和市は、東京から約1時間、横浜から約20分という立地にあるために

人口がどんどん流入して、市制スタート時は約3万くらいだったのが、

50年強を経過して約23万人に膨れ上がっています。

春江町くらいの面積ですからかなり人口密度も高く、まだ増え続けているとか。

そんな住宅都市の大和市は平成21年4月に健康都市宣言をしています。

それはそのまま総合計画とリンクしていて、総合計画イコール健康都市実行プログラムです。

それは3つの柱からなり、「人の健康」「まちの健康」「社会の健康」となっています。



通常、我々は健康と言うと「身体」のことしか発想しませんが、

大和市では「人」のみならず、「まち」「社会」と広い視野に立って、

「健康」と言う言葉をとらえています。

坂井市でも健康都市宣言をして政策を具体化してほしいんですが、

ぜひ参考にしたいものです。


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