2010年9月5日日曜日

「瀬戸内国際芸術祭」を視察(直島編)その2

直島は明治時代から、三菱マテリアルの工場が操業していました。
そこの従業員であった村木賢吉さんが歌ってヒットしたのが「おやじの海」だそうですよ。


つつじ荘の入り口にあった記念碑です。

つつじ荘からはベネッセのチャーターバスに乗り換えて、
ベネッセの各施設へ移動します。だからこの間は無料。


地中美術館の待合です。奥のほうにチケット売り場があります。

この地中美術館は、鑑賞するのに人数制限があることから
事前に予約を入れておきました。
12時30分が私達の入場予定時間。
この待合にはバスの都合で11時30分についてしまい、約1時間ほど待つことに。

その間に、ぶらりとやってきた予約なしの人は待ち時間が4時間後という状況でした。

この視察には、まったく博士で臨んだ3人の議員でしたが、
さすがに地中美術館のことだけは旅行会社の人が気を使ってくれていました。



この芸術祭は、現代アートというものを展示してみてもらうということもさることながら、
地元の産業と現代アートとのコラボレーションにも眼を向けてます。
その一つが、この「オリーブサイダー」。

このほかにも「讃岐うどん」「小豆島の醤油」「和三盆のクッキー」などなど、
商品開発の企画段階から先進のデザイナーと関わっているようです。



地中博物館は撮影が禁止なので、その内容をお伝えすることが出来ません。
来館者の方は皆さんここで記念撮影をしてました。

地中美術館は、建築家安藤忠雄さんの代表作ともいえる建築物。
建物の外観は見えず、すっぽり地中に埋まった設計で、
周辺の自然を損わないという前提の究極の建築です。

建築デザインを見所としていますが、常設の美術品は3人の美術家のものだけ。

なかでも、クロード・モネが晩年に描いた5点の「睡蓮」はかなりでかいものでした。

光をテーマとするジェームズ・タレルの空間インスタレーションもインパクトがあります。

ベネッセの施設はこの他に、
「ベネッセハウスミュージアム」と「李ウーファン美術館」がありますが、
時間が無いのではしょりました。



この当たりはベネッセのプライベート空間。
草間弥生さんの「黄かぼちゃ」の展示を遠望しました。

帰りは、ベネッセのチャーターバスでつつじ荘へ戻り、町営バスで宮浦へ戻りました。

直島の玄関口である宮浦港周辺の見どころは、なんといっても
「I ラブ(本来はハートマーク)湯」




島民の生活と美術が溶け込むことが狙いの実際にお風呂に入れる美術施設。
時間の都合上、概観のみ。

もう一つは私設博物館「OO7赤い刺青の男記念館」。


 



現代アートのことを忘れさせてくれる「遊び空間」になっています。

主たるテーマばかりでは息が詰まってしまうので、
こういう異空間も必要だと思います。

予定では、直島から直sつ高松市へ向かうことにしていましたが、
時間がうまく使えたので、男木島(おぎしま)へ向かうことにしました。



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